2016/02/15

rttyの申請(TSS通過)

年末にIC-706を購入して、フォーンでもまだ数局しかお話出来てないというのに、やにわにrttyを始めることにしました。

さて、rttyが何であるか、というのは多くの素晴らしい解説ページがありますので、そちらにお任せするとして、とりあえず局免の更新申請(届け出)をしなければなりません。

rttyの方式にはAFSKとFSKがあって(FSK:Frequency Shift Keying, AFSKのAはAudioのA)、前者は音声信号を無線機に入れる方式で、後者はディジタル信号を直接無線機に送り込むような方式です。IC-706はFSK入力もあるのでどちらもできます。

局免の観点で言うと、AFSKは「マイクの代わり」扱いなのですが、FSKは「附加装置」扱いになって、技適が外れてしまいます。AFSKや20W以下の場合は、総通に届け捨てすればいいようですが、taipapaのIC-706は50Wのリグで、同時に技適から外れる関係でTSSに保証認定をして貰わないといけません。

ここまで理解するのに一週間ぐらい、掛かりました。

以下、申請の流れです。
  • 2/1 TSSに申請を送信
    電子申請Liteで申請書を作り、それをダウンロードしたものをメールに添付して送る、という、やや前時代的というか「パスワードは別便で」感のあるオペレーションをします。
    同時にネットバンキングで入金しますが、これについての受領応答とかは一切ありません。口座を間違っていたら電話するまで判らないという昭和の香りの漂う実装。
  • 2/10 予想通り何も連絡がないので、慌てず騒がず、TSSに電凸。
    電凸といっても、「電子ですか、紙ですか。電子申請ですか。たくさん来てて大変なんですよ」「そっすか。ま、趣味の話なので、入金漏れとかがなければ大丈夫で~す」という大人の対応をしただけです。
  • 2/10 夜。TSSから「不備があります」というリプライを貰いました。
    指摘の内容は、「周波数偏移幅が通常使用されている値と相違しているけど、よいか。その値でも占有周波数帯幅の許容値は下回っているが確認させてくれ」とのことで、要するに、±170Hzと書いて出してしまったのですけど、「±85Hzと書くんじゃないのフツー」ということだと理解して、速攻で訂正したものを送付しました。
  • 2/12 夜。「総通に言っとくから、この写し添付して申請してね」というメールを頂きました。速攻で添付して総通に申請を発射しました。どんでん返しがなければ(と祈りつつ)これで審査完了すればOKになるはずです。
TSSって、遅いやら何やら、大変そうな噂を聞くので躊躇していましたが、とりあえず、今回は程々に対応して貰えました。ま、もっと複雑なオペレーションをしようとすると激しくハマるのかもしれませんが。

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