2009/03/26

インターフェース5月号付録ARM基板(2)

雑誌の付録基板の付いた号には、開発環境などを収めたCDが添付されているものですが、インターフェース誌の5月号は基板だけしか付いてきません。
4月号で特集されていたようで(「基板は来月号なので、今月号はCPUエミュレータで実行しましょう」という若干強引な話になったいたようです)、まあ商売としては仕方ないかなと思います。

サンプルソース(LEDちかちか)をインターフェース誌のサイトのダウンロードページからダウンロードしたところ、実行形式がExeディレクトリに入っていたので、まずは基板にダウンロードして実行できました。

プロジェクトはIARで作られているようなので、DWM付録基板に付いてきたIAR(5.11)でリビルドしようとしたのですが、プロジェクトファイル(FirstProject.eww)を開くと、「このプロジェクトファイルは新しいIARのものなので開けないよ」と言われてエラーになってしまいます。仕方なく最新版のIAR(5.30)をダウンロードしたら、無事にビルドできました。

二つもIARを入れておくのも何なので、DWM基盤用のプロジェクトもIAR 5.30でビルドできないか試したところ、インクルードファイル名が変わっていてエラーになりました。
5.10ではSTM32F103というプロセッサ名だったのが、5.30ではSTM32F10xxBに変わっており、ヘッダ名もそれに合わせて変わったためです(プロジェクトファイル内のプロセッサ情報は自動変換されるようです)。
旧)#include <ST\iostm32f10x.h>
新)#include <ST\iostm32f10xxB.h>
それ以外のところは特に問題なくコンパイルすることが出来ました。微妙なところを変えてくるなあという感じです。

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