2009/02/24

VMWare ゲスト上のLinux(ubuntu)デバッグ

ここしばらく、VMWareゲスト上の ubuntu(Ubuntu 8.04.2)がストールしてしまうという現象に頻繁に遭遇しています。

ゲストの再起動とかも出来なくなって、Windowsのタスクマネージャから見るとvmware-vmx.exeがCPU100%になっていることが判るので、雰囲気的にはVMWareのバグのようです。

しかし、ひょっとしてゲストOSの問題かも、ということで念のため解析しておくことにしました。この手のストールの場合、まずはsysrqで情報を取る(取れるかどうか確認する)のですが、シリアルコンソール+Named Pipe Proxy経由という構成だと、どうもBreak信号がうまく飛んでくれないようです。Magic Sysrqは、シリアルコンソールからだと「Break信号+コマンド文字」になります。

仕方なく、じゃあNMIで止めてみるかと思ったのですが、VMWareからはNMIを入れることも出来ないようです。こちらも諦めて駄目モトでnmi-watchdogを有効にしてみたところ、NMIそのものはきちんと入っているようです。ついでに、kdumpも入れて様子を見ることにしました。

# cat /boot/grub/menu.list
:
kernel /boot/vmlinuz-2.6.24-22-generic root=.... ro nmi_watchdog=1 crashkernel=64M@16M
:

# cat /proc/interrupts
:
16: 45 0 IO-APIC-fasteoi uhci_hcd:usb1, Ensoniq AudioPCI
17: 45 1 IO-APIC-fasteoi ioc0
18: 110 514 IO-APIC-fasteoi eth0
NMI: 235702 235650 Non-maskable interrupts
LOC: 0 235513 Local timer interrupts
RES: 2804 3013 Rescheduling interrupts
さて無事に釣れるでしょうか...。

ちなみに、kdumpは2ndカーネルが上がりませんでした。ATAの認識が出来ずにエラーになってしまいます。まあ、そこまでくれば何か起きたんだということは判るので、とりあえずそのままにしています。

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