2012/02/25

部品取り

押入れを整理していたら、内蔵型の古いDVD-ROMドライブが出てきました。ハードオフに持って行って引き取ってもらおうかと思ったのですが、どうせ100円とかになるなら、分解して何か使える部品がないか見てみようか、と思い立ちました。

早速分解してみると、表面実装ですがオペアンプやコンパレータなどがちらほらと見えます。まあ再利用することはないだろうとは思いつつも、折角なので「表面実装取り外し」に挑戦して見ることにしました。

それで、このあたりを参考にさせて頂きつつ外してみました。最初の一つ二つは焼いてしまった感があるものの、ちょっと練習するとSOP8ピンぐらいは取り外せるようになりました。到達したやり方は、

  1. 両サイドの4ピンずつにハンダを盛って一旦溶かす
  2. いっせいので、で両サイドを改めてハンダゴテで溶かし、両サイドが同時に溶けているその一瞬のタイミングで部品を実装位置からズラしてしまう

というものです。

なんというか、比較的どうでもいい達成感 :-)

「表面実装部品取り外しキット SMD-21」というのが売られていて、これまで今ひとつ使い方がピンと来ていませんでしたが、成る程、こういう時に使うのだなあと実感することが出来ました。

[戦利品]
  • JRCのNJM3404/NJM3014(オペアンプ)と思われるSOP8
  • BA10358(オペアンプ)と思われるSOP8
  • コンパレータ?
  • ステレオジャック
  • タクトスイッチ


[取れなかった・取らなかったもの]
  • H8/3397
    これを取るには、表面実装部品取り外しキットが必要そうです。そもそもH8使わないですし。

LM2577実験中

ステップアップレギュレータとして、LM2577T-ADJというのを実験しています。
(千石の2Fで買い求めました。後で似たようなICのNJM2360が手持ちにあったに気づきましたが、すっかり忘れていました)。
今回、12V~20V程度で75~100mA程の電流がいるので、MAX662とかのチャージポンプ系は適用外で、15VぐらいのACアダプタと三端子レギュレータあたりで安定化するのが普通なのでしょうけど、今回は電池で行こうと思ったのでした。

最初は、インダクタとして100uH~200uH程度のマイクロインダクタで試していたのですが、良い感じに揚げあがって超熱々になってしまいました。秋月でトロイダルコアのインダクタを購入して解決しました。抵抗が大きめだとかそういうことなのでしょうかね。

それで、最終的には昇圧レギュレータとしてはまったく問題なく動くのですけど、電池直結時に比べると、やはりリップルというか脈流というのか電圧がふらふらします。ブレッドボードでやっているのがまずいのか、あるいは元々結構な大電流(3A)が流せるICなので、ちょっとオーバスペックなのでしょうか。
LM2577で17Vまで昇圧した後でLM317で13Vぐらいにレギュレートしてやれば、かなりましな波形になりますが、それも何だか勿体無いというか。

2012/02/24

オシロスコープ新プローブ

新液晶で調子の良いオシロですが、プローブがあまり調子よくないので、秋月で新しいプローブを購入しました。高性能オシロスコープ・プローブです。

まあ、PDS-5022Sの帯域は25MHzしかないので、当面は宝の持ち腐れもいいところなのですけど。

TH-78

マイトランシーバーTH-78です(リンクは取説です)。

'91発売。何というか無線機って息が長い製品ですね。まあ進歩がないともいうのでしょうけど、他の製品だとメーカーのWebに取説があるなんてあり得ないですよね(しかもそのPDFが紙の取説をスキャンしたものだ、というのが泣かせます)。


2012/02/20

MOXONアンテナ

TH-87を購入したのですが、本体付属のホイップアンテナだけだと寂しいので、外部アンテナをあつらえることにしました。第一電波工業のSG-7500~7900あたりを購入して、固定・移動運用の両面で使うのはどうだろう、などと考えているのですが…。問題は無線機を買ったばかりで、まだ財務省の監査の目が光っているので、なかなか購入には踏み切れません :-)

というわけで、そういう時は自作でしょう、と言うことで、いきなりですがMoxonアンテナというのを自作してみました。

Moxonアンテナというのは、故Moxonさんという方の考案されたアンテナで(そのまんまですけど、アンテナの形式に名前がついているなんてすごいですね)、八木アンテナの一種?(変形?)にあたるようです。

今回は430MHz用のMoxonアンテナを作ってみました。
諸元は、専用のアプリケーション(このページからダウンロードできます)があるので簡単に算出できます。


材料は、島忠で買ってきた針金(1.6mm)です。これくらいなら財務大臣に許可を取らなくても大丈夫です。

完成?したのはこちらです。工作が禿げしく下手なのが恥ずかしいですが、まずは仮り組みと言うことで。


最初は、本当にこんなのでアンテナとして成立するのかも分からない状態でしたが、実際に聞いてみると(SWRやゲインを測ったわけではありませんけど)付属のアンテナよりはよく聞こえるような気がします。贔屓に引き倒しかもしれませんがまずは成功です。

2012/02/17

免許申請

件の「電波利用 電子申請・届出システムLite」のアカウントとパスワードが来たので、早速、免許申請をしてみました。

基本的にはウェブから必要事項を入力していきますが、
  • FMなので電波形式は「4VF」を選ぶ。 移動運用なので空中線の形式とかは入れなくて良い。
  • 技適機種なので技適番号を入れる。
  • 最後に「保存」を押してダウンロードしておく。あと「事前チェック」なる機能があるので、それで「正常」とか言われるとちょっと安心?
ぐらいで、ちゃちゃっと申請出来ました。ただ、Chromeだと電波形式のチェックボックスが押せなかったり、突如、「異常が発生しましたので問答無用で最初からやり直せ、ごるぁ」と言われるとか、微妙なサイトではあります。最後はIEを引っ張り出してきたらするっと申請出来ました。どこぞのベンダが頑張ってSIしたんだろうなあ。使えねぇ。

無線機は、先行して手に入れていた144MHz/430MHzのハンディ機TH-78です。90年頃の機械ですが、ちゃんと動きます。大したものですね。

ネットで見ると「閑散としている」と言われる144MHz/430MHzですけど、チラホラと出ている方はいるようですね。といっても耳についたのは記念局が二つです。8N1JARL(JARL新法人移行記念局)と8J1ING(稲城市政40周年記念)。うーん。いずれにせよ、まだ局免が来るまでは電波は出せませんが。

まあ、近距離の通信は携帯やメールでOKですから、HFで長距離の通信をするような方が残った、ということなのでしょうかね。昔から楽しんでおられた方はまた違うのでしょうけど、後発参入の身としては、別に電波でおしゃべり(ラグチューと言うんでしょうか)しなくてもいいじゃん、というのはあります。むしろ、探求性とか競技性?みたいなのを追求する方が良いような。

しかしハンディ機だと、窓際に寄らないと受信すらまともにできません(というか窓際に行けば結構聞こえるじゃん、というのにやっと気づいたというのが実情なのですが)。外付けのアンテナ買えばいいのかしらん。

2012/02/15

74HCU04ヘッドホンアンプ製作

ふと思い立って、ヘッドフォンアンプを作って見ました。

…といってもそんなに上等なものではなく、74HCU04を使ったものです。元々、周波数カウンタを作ろうとしていて回路図を物色していたのですが、入力アンプに74HCU04を使っているものが散見されたのでした。

74HCU04は、バッファが付いていないのでリニアアンプとしても使えます、ということで、簡単な回路でヘッドフォンアンプが構成できるのでした。


ケースはダイソーで買ったお惣菜入れです。ドリルで穴あけをすると、切り粉が溶けてドリルにまつわりついてしまうのは想定外でした。



2012/02/13

開局手続き

そろそろアマチュア無線局開局を睨んで行こうと思って、総務省の電子申請システム(総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite)にアカウントを作成してみました。
話には聞いていましたが「一週間程度で、 書面にて仮パスワードを送る」という(ぱっと聞くと原始的な)対応でした。

リアル世界の本人確認が絡みますし、キーが無線従事者免許と氏名と住所ですから、そういう確認をするしかないと言えばそうですね。ネットショッピングみたいに「金さえきちんと決済できるのなら、犬猫でも」という対応ではダメなわけで。

2012/02/09

ラジウム鉱石はパチもんではなかった

以前に、ラジウム鉱石を購入したものの、あまり線源としては有効ではなさそうというポストをしました。今回、廃棄の前にあらためてガイガーで測ってみたのですが、それなりに放射線が検出されることがわかりました。パチもん扱いしてすみません。

とはいうものの、比較するとやっぱり線源としてはマントルが上です。


2012/02/01

プラレール自動化踏切

この間のPIC24FJ64GA002にスピーカーを繋げたものを使って、こんなのを作って見ました。



ケーブルの先についているのはリードスイッチで、プラレールの先に付いている磁石に反応して音を鳴らしつつLEDを点灯させます。

何の変哲もありませんが、回路図はこんな感じ。
トランジスタでスイッチングしていますが、2SC1815だと電流が150mAしか流せないので、2SC2120Yにしました。