リターンロスブリッジを作ってみました。
SWR計はこの間製作したFCZさんのがありますが、周波数特性を可視化してみたくなったのが動機です。
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内部構造です。 |
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タカチの小型ケースに入れました。 |
こんな感じに出来ました。フェライトは定番のFB-801-#43、5Tバイファイラ巻きになります。空中配線になっています。
特性は全然いまいちで、せいぜい100MHzぐらいまで30dB取れる程度しかでませんでした。「定本 トロイダル・コア活用百科」にも「90MHzぐらいまでしかだめ」と書かれていますし、そんなものなのでしょうか。でも、人によっては430MHzまで使えるものを作っておられる人もいるので、やはり空中配線でごまかしたのがいけないのかしらん。
いろいろいじっているうちに、BNCコネクタが緩んでおかしなことになってきたので、作り直す方向で検討中です…。
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端子オープン時。これはまあまあかな? |
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50Ωのダミーロード接続時。この時点で430MHz近辺は15dB程度しか取れていません。 |
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無線機添付のホィップアンテナ。144MHzと430MHzにディップがあります。 |
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自作Moxonアンテナ。長いケーブルを引き回しているためか、ディップ点がたくさんあります。 |
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秋月の144MHz/430MHzアンテナ。これもケーブルの影響と思われます。 |
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自作Moxonアンテナを直結した時の特性。 450MHzあたりに微妙なディップがありますが、壊れかけていてもうよくわかりません。 |
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