2012/05/24

リターンロスブリッジ V2

リターンロスブリッジの特性を改善すべく、リベンジです。
今回は、チップ抵抗を使用しました。以前にヤフオクで買い求めた、北陸電気工業さんのCR20というやつです。

PCBとチップ抵抗
内部構造です。構造が良くないので配線引き回しになっています。あまりよくありません。もちろん。

内部構造
完成図

肝心の特性はと言うと。

オープン状態
これがオープン状態です(何だかちょっと低いような気がしますが...)。
リターン・ロスの測定時はDUT端子をオープンにした時の特性を基準にします(前回は直結時を基準にしてしまったような気がします)。したがって、この状態でフラット化します。
 
ダミーロード(DL-50A)
ダミーロードで450MHz程度まで、ほぼ20dBが取れるようになりました。前回は15dBほどでしたので、ある程度は改善したようです。20dBはVSWRでいうと1.2になります。ダミーロードは仕様上、DC~800MHzで1.15以下、1GHzまでで1.2以下となっているので、まあそれなりに測れているといえるのでしょうか。

TH-78付属のアンテナ
ハンディ機の付属アンテナです。147MHzと430MHzでディップがあります。

自作Moxonアンテナ
自作Moxon(ケーブルの先で測定)はこんな感じで、425MHzにディップがあります。

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