2013/01/06

部外者の雑感

電子工作とは何の関係もない雑談ですけど。

火を吹いた特許庁システムというのがあって、まあ何と言うか、さもありなんな話ではあるわけですが、55億ドブに捨てただの税金の無駄遣いだの喧しいかぎりです。ああいう状況で責任者の立場に置かれるのって、一体どういう感じなんだろう、と他人事ながら戦々恐々としてしまいます。

そんな中、巷では「優秀なエンジニアを10人も雇えば1~2億円で出来る」と仰っている方もいらっしゃるようです。清々しい話ではありますが、あの手のシステムは(良かれ悪しかれ)ソフトウェア開発と言うよりも、法制度とか既存業務とか色んな縛りとかの事前的・事後的調整の方が大変でしょうから、中々「優秀なエンジニアを揃えれば」とはいかないのではないでしょうかね。
アンシャン・レジーム破壊と再構築まで一気呵成に請け負うならあっぱれですけど、でも、それって「優秀なエンジニア」の仕事ではなさそうです。本来そこは多分に客の側の仕事のような気もしますが、そこはその…、ということですね。

この手の「優秀な○○が××人いれば」っていうのは、一種のニュータイプ部隊的な発想なのでしょうかね?確かに劇中では「リックドム12機がたったの3分で」的な活躍をすることもあったし、キシリア様も「総帥がニュータイプに気づいていればよかったのだよ。傲慢にならず」と仰っていましたけど、でもシャアは「体を使う技はニュータイプといえども訓練をしなければ」とも言ってますよね。
エスアイってどうなんでしょうね。どっちかというと体を使う技ですかね?

当方、そういったホワイトベースな世界とは縁もゆかりもないところにいますが(エスアイヤーでもないですが)、それでも「この子が10人もいれば、連邦などあっというまに叩いてくれるわ!」とか叫びたくなる時も多々あるわけですが、それを言ってもね、と(いろんな意味で)自制する日々です。


閑話休題。
元のシステムの話に戻ると、普通こういう危機的状況の時って、双方の顔が潰れないように、うまいこと着地点を決めていくものだと思いますが(そこ、癒着とか言わない!「擦り合わせ型開発」と言ってください)、今回は、それが諸事情でできなかったっていうことですよね(和平交渉しようとしたらソーラレイでふっとばされたので)。

まあ、政治は難しいのだということで、とってんぱらりのぷう。

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