2013/03/02

UEFIとMBRの微妙な関係

先日更改した自宅PCですが、UEFIではまってしまったので顛末メモ。

購入したのはGIGABYTEのGA-H77-DS3Hですが、UEFI対応のBIOSが乗っています。
3TBのディスクはもっていませんが、PCの世界では今時もうUEFIが普通なんだろうと思って、そのままインストールしてみたのですが、どうも調子がおかしいです。
インストール中に一度自動リブートが掛かるのですが、その後c0000225エラーで止まってしまってインストールが先に進みません。

起動に必要なファイルが見えないみたいなので、XPの入っていた古いディスクを外してみたところ、インストールは続行できました。本当は、ここでもう少し考えればよかったのですが、インストール自体は何の問題もなく、正しく完了してしまいました。

さて、インストールが終わったところで、SSDがブートボリュームの場合、最初の措置は「My Documentを非SSDに逃がす」のが鉄則らしいので、早速D:ドライブにXPのディスクを繋いでみたのですが、今度は、その状態だとWindowsが起動しなくなってしまいました。

以下、試行錯誤の記録。

  • まずは、BIOSのブート順序関連の項目を一通り。
    C、Dドライブがあるだけなので、普通にCドライブからあがればいいはずなのに。
  • インストールDVDからの修復オプションとか。
    Startup repair offlineというエラー。
    「修復できませんでした。報告します?」といわれましたが、残念。NICもまだ見えていないから報告できないよプギャー
  • bootrec /fixmbr、/fixboot、/rebuildbcd
  • BCDeditでBCDストアのチェック
いずれも効果なく、Windows7はDドライブがつながっていると立ち上がってきません(ケーブルを抜くとちゃんと上がってきます)。

いろいろ思い悩んだ末、UEFIのBIOSがMBRを見てしまうとそれに引きずられておかしなことになってしまうのでは、という仮説に到達しました。要は、UEFI/MBR混ぜちゃだめ、ということではないかということで、Windows7もXPもMBRで統一すればいいような気がしてきたのでした。
ただ、UEFI BIOSでどうやってLegacyに切り替えるか良く判らず、また、ウェブ上には「Windows7 64bit はMBRにはインストールできない」といった噂まで流れていていろいろ悩みました。

結局の顛末としては、

  • Boot Mode指定を Legacy Only にする。
  • 起動時のDVDが、「P2:...」という生のDVDとしてみえるようになるので、そこからブート(UEFIだと、ブート時のDVDはUEFI:...という名前で見えます)。
  • そうすると、Windows7のインストーラは自分がMBR下で動いていることが判るので、GPTでないMBRのディスクにWindows7をインストールすることができようになる。
ということが判りました。

やってみると、ちゃんとC、D両ドライブが見えつつ正しくあがってくるようになりました。

なんだかUEFI、面倒なやつっぽい感じです(サーバ系って大丈夫なのかしら?)。

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