厳密には「していた」が正しいのです。マザーボード交換とマウスのBlueTooth化以来、何故だかわからないのですが、VMWare上でLinuxがブートしなくなっていました。
症状はちょっとおもしろくて、
- Linuxゲストが軒並み(CentOS/Ubuntu)ブートしない。正確には、USBの認識の後あたりでハングして、そのままになる。
- ホスト(Windows7)をリブートすると、一時的に直って起動できるようになる。
しかし、ホストをスリープ・起床させると、それを契機としてゲスト上の一切のI/Oがハングし始める(ように見える)。ゲストを強制的にリブートすると、1の状態に落ち込む。 - たまたま事象発生前(スリープ前)から動かし続けていて、かつディスクを触らないようなものは動き続けることができる(topコマンドとかだけ動き続けていて、シュールな感じになります)、そうでないものは即座にふんづまる。
どうも、プログラムテキストのロードもできなくなってしまうようで、dmesgコマンドですらハングしてしまいます。 - ホスト側はなんの支障もなく動き続けている。イベントビューワにも異常なイベントなし。
- クラッシュダンプは取れない(sysrq-triggerにcを入れた途端にハング。そりゃディスクが詰まってりゃそうなるわけですが)
という状態でした。
しようがないので、最近は作業用にLinuxホストがほしい時にはAWSでマイクロインスタンスを上げる、という「なんちゃってクラウドデスクトップ」でしのいでいたのですが、ふと、BIOSのアップデートが出ていることがわかったので当ててみたところ、綺麗さっぱり症状が消えました(ように見えます)。
当てたタイミングでBIOS設定が一度クリアされたので、そのためかもしれませんが。
当てたタイミングでBIOS設定が一度クリアされたので、そのためかもしれませんが。
ちなみに、マザーボードはGigaByteのGA-H77-DS3Hです。
GigaByteのサイトからダウンロードして、BIOSバージョンは、F7→F9に上げました。
変更内容は「1. Improve System Stability.」だそうです。これじゃOSSのチェンジログ以下だよ。
UEFIがらみでもなんかバグっていたし、風のうわさにきく「AMI BIOSはボロ^H^Hなかなか一筋縄ではいかない」というのは本当なのだなあ、やっぱりBIOSはPhoenixがいいなあと、微妙にAMIをdisってみるテスト。
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